インパクト・アナリスト研修「基礎編」を開講しました。

2022.06.13

2022年6月3日、インパクト・ファイナンスの取り組みを第一線で実践・推進する講師と20名の受講生とともに、インパクト・ファイナンス及びインパクト測定・マネジメント(IMM)の総合的な基礎知識を学ぶ、日本初のインパクト・アナリスト研修「基礎編」を開講しました。

第1回講義には、金井司氏(三井住友信託銀行株式会社 フェロー役員 チーフ・サステナビリティ・オフィサー)と松原稔氏(りそなアセットマネジメント株式会社 執行役員責任投資部長)を迎え、「インパクト・エコノミーの時代」をテーマに、なぜ今インパクト・ファイナンスが求められるのかという問いに対するディスカッションが行われました。

両名の講師とのダイアログでは、グローバル及び日本の金融機関において責任投資、ESG、インパクト・ファイナンスがどのように変遷してきたのか、現在の潮流につながる過去20年間の歴史を振り返りながら、インパクト・ファイナンスの意義や果たすべき役割について議論がなされました。

20名の受講生は、2022年8月までの3ヶ月間にわたり、全6回の講義とグループによる事前課題、最終プレゼンテーションなどを経て、インパクト・ファイナンスとインパクト測定・マネジメント(IMM)の実践につながる基礎的な知識やスキルを学んでいきます。