インパクト測定とリーンデータのアプローチ 〜測定フレーム、指標、データ収集・分析から行動へ
この動画では、60 Decibelsのプラナヴ・シリドハール氏をお招きし、「リーン・データ(Lean Data)」というアプローチ方法を紹介しています。コメンテーターとして、日本国内でインパクト投資の実践を行う高塚 清佳氏(新生企業投資株式会社 シニアディレクター等)をお迎えし、日本国内のインパクト・ファイナンスの現場におけるインパクト測定の課題は何か、リーン・データをどのように活用できるかなどについて議論を行いました。
リーン・データのアプローチには、例えば以下の特徴が挙げられます。
- 受益者/エンドカスタマーの声を直接聞く「ボトムアップ」であること
- 時間と資金の最小限の投資で済む低コストのツールや技術を使用する「迅速かつライトタッチである」こと(例:スマートフォンの使用)
- 意思決定を支援するのに十分な品質のデータを得ることができる「実用的である」こと
- データからの学習、適応、再現を可能にする「ダイナミック/反復的である」こと
このような特徴を持つリーン・データの活用により、投資家や事業会社は自らのインパクト・パフォーマンスを理解し、インパクトの測定結果に基づいて、より良い意思決定・行動ができるようになります。インパクト・ファイナンスに取り組む資金提供者や、インパクト創出を志向する事業者など、インパクトの測定にご関心や課題感をお持ちの皆さまは、ぜひご覧ください。